最近、違う場所で同じような話を聞く機会があった。
それは、違う地域や違う業界で事業を行っている
第3世代、第4世代のファミリーが、
事業の連携を図り、あるいは合併し、
競争力を高めようとする動きだ。
創業者がその子供たちに、
別々の地域や本業の周辺にある事業を持たせて独立させ、
子供たちが別々のファミリービジネスを育てているケースが多い。
そのようなファミリービジネスは、
第3世代(いとこ同士)や、第4世代(はとこ同士)の段階になっている。
彼らは、互いに連携することでこの経済危機を乗り切ろうとしたり、
あるいは分散していた資源を集中することで
業界のトップ企業になろうとしている。
そのような連携を始めるためには、
まずはオーナー一族での話し合いと意思決定が重要になる。
オーナー一族が連携に向けた決意を明確に示せば、
それぞれの会社の幹部は躊躇無く連携に動くことができる。
オーナー一族の会議体の設立が鍵となる。
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