アイオワ州立大学のVan AukenとWerbelは、配偶者のコミットメントが事業に及ぼす影響について、仮説を立てた。
1. 職業選択に対する配偶者の反対(Person-role conflict) はビジネスに対する配偶者のコミットメントに反比例する
2. 起業の意思決定に配偶者が関与するほど、 ビジネスに対する配偶者のコミットメントは大きくなる
3. 扶養者などの家族の状況は配偶者の反対とコミットメントの関係を和らげる
4. 配偶者のコミットメントが大きいほど配偶者の時間と労力のサポートが大きくなる
5. 配偶者の金銭的、人的時間的リソースは配偶者のコミットメントと支援行動の関係を和らげる
6. 配偶者のコミットメントが大きいほど情緒的な支援が大きくなる
7. 配偶者のコミットメントが大きいほど企業家の家庭に費やす時間の要請が大きくなる
8. 男性のほうが女性より強く相手に家庭に向ける時間を要求する
9. 配偶者のコミットメントが高いほどビジネスに対する批判は小さくなる
10. 配偶者の物的、心理的サポートが大きほどビジネスの成果は大きくなる
11. 配偶者が仕事と家庭のバランスを崩すほどビジネスの成果は小さくなる
12. 業績はファミリーがビジネスを支援する財源に直接的に影響する
13. 業績は配偶者のコミットメントに直接影響する
独立、起業を考えている方にとって、参考になるものと思う。
配偶者をいかに味方につけるかが事業の成功に影響を与える可能性が高い。
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