ハーバードビジネスレビューの編集者が掲げた、この10年で最も影響を与えた
経営概念ベスト12のトップにランクされたのが、
「株主価値至上主義の戦略」だ。
編集者は、あまりにも株主価値一辺倒になってしまったために
世界経済に悪い影響を与えた、と語っている。
ファミリービジネスは顧客との息の長いつながりを大切にする「顧客第一主義」、
高リスクの投資を行わず、着実に内部留保を積み重ねる「身の丈経営」、
創業者から代々伝わる使命感や価値観を大切にし、
長期的な視野で経営する。
株主だけを偏重することなく、すべてのステークホルダーを大切にする「三方よし」の経営は、
今、経営が立ち戻らなければいけない原点だ。
ファミリービジネスは、このバランスをとるのに最適な形だと思う。
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