このところ、長寿企業や老舗に関する本が多く出版されています。
主なところを挙げると、
などです。
日経新聞の連載、「200年企業ー成長と持続の条件」の影響もあるのでしょうが、
確かに時代は事業継続の秘訣を求めています。
単に景気が悪いのでサバイバルの秘訣を知りたい、というだけでなく、
長期にわたって社会から支えられる存在こそ、企業が目指すべきもの、
という認識が広まってきているのではないでしょうか。
100年、200年と続けてきた企業は、
長い間ずっと社会に認められ、支えられて来るだけの価値を提供してきた、
という意味で、尊敬に値する存在なのです。
実は、これらの本で紹介されている長寿企業のほとんどは
ファミリービジネス(同族企業)です。
長寿企業の歴史の底辺には、
それを支えてきたファミリーの歴史があります。
それぞれが、何世代にも渡る、壮大な物語です。
ファミリービジネス・コンサルタントの仕事は、
ファミリーがファミリーの物語を作るサポート役と心得ています。
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