ホントは強い同族経営 ファミリービジネスのススメ

ハーバード大学のエクゼクティブ向けファミリービジネスプログラム

ハーバード大学のエクゼクティブ向けプログラム。

http://www.exed.hbs.edu/programs/fib/Pages/participants.aspx

カリキュラムは、

• ファミリービジネス・システムのダイナミックス
• 富の育成、維持、分配
• ガバナンス
• 承継

お勧めの参加者は、

• オーナー経営者とその配偶者
• オーナー経営者の子供と配偶者
• オーナー経営者の兄弟と配偶者
• オーナー経営者の従兄弟と配偶者

で、

• 会社のマネージャー、従業員
• 取締役
• 株主
• 関心がある親族、義理の親族

となっています。

 

こういった関係者が自分たちのファミリーとビジネスについて
学び、話し合い、共通の目標を持つことは
”ファミリー力”を高めることになります。

”２００年クラブ”はこうした場を提供するものです。

 

 

創業社長、第２の人生が電子ブックに

引退後の自分の人生をどう過ごすか、この夢が持てるかどうかが円満な世代交代の大事な要素です。

この夢をかなえるお手伝いを行うプロジェクトが完了しました。

この創業社長は、きっぱりと仕事を後継者に任せ、若いころ目指した画家に戻り、
国内、国外を旅して絵を描きためてきました。
３００点以上の絵と随筆を多くの人たちに見てもらいたい、とプロジェクトが始まりました。

出来上がったホームページと電子ブックはこちらです。

⇒　「画家・随筆家　島田澄也　ホームページ」

 

理想的な引退後の人生の一つの形です。

 

 

「同族経営はなぜ３代でつぶれるのか？」が大学院の参考図書に

六本木のハリウッド大学大学院に、嶋田奈美准教授の「ファミリービジネス論」があります。
この授業の参考書として、拙著

「同族経営はなぜ３代でつぶれるのか？」
が使われることになりました。

ファミリービジネス経営を学ぶ学生の皆さんに読んでいただけること、
嬉しい限りです。

ニューハウス・ファミリー財団から震災義援金

ニューハウス・ファミリー財団から日本赤十字社に＄１００万の義援金が送られました。
ありがたいことと思います。

ニューハウス・ファミリー財団は、
Samuel Irving Newhouse, Sr.（１９７９年没）を創始者とする財団で、
Vogue, The New Yorkerなどの雑誌を発行する
Conde' Nast Publicationsのオーナーです。

日本では1997年にコンデナスト・パブリケーションズ・ジャパンが設立され、
雑誌「VOGUE NIPPON」、「VOGUEHOMMES JAPAN」、「GQ JAPAN」などを発行しています。

 

メンターとの会話２ オーナーシップのパターン

FFIのメンターとの電話会議を終えた。

震災後初めての電話会議。
メンターからはお見舞いの言葉と激励を受ける。

この体験から何を学ぶか、どんな違いを作るのかを考えることが大切。

日本のファミリービジネスのオーナーシップの変遷の特徴として、
単独所有⇒相続によって次世代の兄弟所有になる⇒後継者による株の集中で単独所有
のパターンが繰り返されることを話す。

米国にも同じようなパターンを持つファミリーは珍しくないとのこと。
しかし、ビジネスが大きくなると後継者による株の集中は資金的に困難になる。

その際には、新しいパターン、兄弟のパートナーシップを検討する必要もあるのではないか。
とのアドバイス。

オーナーシップの形態についても、環境に合わせた変革が必要か？