米国のFFI(Family Firm Institute)によると、2014年時点で世界には182の大学・大学院がファミリービジネスのコースを提供しており、その中の24校は学生だけでなく、社会人向けのコースも提供しているとのこと。
これは2013年までの5年間で20%の増加です。25年にわたるファミリービジネスに関する数多くの研究の結果、大学でこのようなコースが可能になったのです。
多くのビジネスファミリーがそのメンバーをこうしたプログラムに送り込んでおり、すでにファミリーの6~7人は受講したというファミリービジネスは珍しいものではありません。受講の成果は大きく、ファミリーのコミュニケーションの大幅な改善や、会社とファミリーの関係の改善に役立っています。中には親族、幹部社員含めて35名も送り込んだ従業員650名の会社もあるとのことです。
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