12月8日、9日と、沖縄で開かれたファミリービジネスフォーラムに行ってきました。
優秀な国内ファミリービジネスの社長による事例紹介や、イタリアの万年筆メーカー「オーロラ社」の社長の講演など、有意義なフォーラムでした。
今回、第1回の日本のファミリービジネス大賞が発表されました。
選定の条件は、
1) 3代以上続くファミリービジネスで、今後とも継続する意欲があること
2) 社員、顧客、地域の高い評価があること
3) 長期的に良い業績を上げていること
大賞を受賞したのは、名古屋の「タキヒョー株式会社」
創業1751年、現社長の滝茂夫氏は9代目です。
私の以前の仕事は名古屋の繊維関係でしたので、タキヒョーさんは身近な存在でした。
名古屋では尊敬される会社です。
バブルが崩壊した時代、タキヒョーさんも苦しい時期があったそうですが、
当時、タキヒョーさんの営業マンは、営業車を廃止し、自転車で営業に回っていました。
こんな徹底振りが250年の永続を可能にするのだと思います。
受賞の挨拶の中で滝社長は、
「もうしばらくするとわが社は今とは違う事業をしているでしょう」
世代を越えて生き抜く力を感じる滝社長の言葉でした。
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