FFIの総会のため、ロンドンに来ています。
今年の出席者は350名、
ファミリービジネスコンサルタントが6割、
残りはファミリーオフィス(ファミリーの資産管理、運営の会社)の関係者、
学者、学生、ファミリービジネス経営者です。
世界の40カ国以上から集まりました。
ファミリービジネスコンサルタントは、弁護士、会計士、
マネジメントコンサルタント、組織コンサルタント、
心理学系のセラピスト、カウンセラーなど、
様々な分野にまたがるもので、
お互いにチームを組んで仕事することを
信条にしているので、
こういった場でのネットワーキングは大切です。
一年ぶりに再会した人たちと話し合い、
エネルギーをもらえるのが総会のうれしいところです。
アジアからの参加者は少ないのですが、
今年はインドネシアから夫婦で参加している方に会いました。
インドネシアは経済発展が始まってから、ちょうど今が世代交代になる
じきとの事。第1世代から第2世代への承継が時代の波になっているそうです。
ちょうどポーランドからの参加者も、冷戦が終わってからできた会社が、
ちょうど今世代交代の時期になってきているとの事。
日本では戦後に生まれたファミリービジネスが、
そろそろ第3世代に移り始める時期ですが、
このように、世界的にいくつかの波があり、
それを乗り越えるための様々な方法が
研究されています。
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