12月4日に行われた経済産業省の「地域経済におけるファミリービジネスに関する研究会」は、
ファミリービジネスの観点から今後の地域経済活性化のヒントを探ろうというものです。
第1回の委員会で出たキーワードは、
- ファミリービジネスは強いが、同族企業という言葉はマイナスイメージを持つ
- 成熟した経済の中での成長戦略
- 官僚型リーダーからオーナー型リーダーへ
- 地域クラスター論
- 地域から逃げないファミリービジネス
- リレバン(「リレーションシップバンキング」の略で、「間柄重視の地域密着型金融」のこと)
- 個人保証と後継者問題
- 地元ファミリービジネスからのソーシャルビジネス発信
などです。
確かに私が出会う地方のオーナー経営者の方たちは、
地元の文化的な活動や街づくりなどにとても熱心な方が多く、
そういった活動がさらにビジネスの信用も高めている、
という、良い循環があります。
地元の中学、高校の同級生、
JCや商工会などの活動でできる地域のネットワークは、
ファミリービジネスとして代々続けられる事業とあいまって、
地域経済活性化の中核として機能しているものだと思います。
これをさらにファミリービジネスという観点から
どのように発展、強化させることができるのか、
この委員会で方向が見出せるよう、がんばります。
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