昨年、ファミリービジネス学会が設立されて
ファミリービジネスに対する関心が少しずつ高まってきているのを感じていたが、
12月に入って、ますます注目を集めてきているようです。
今週はいろいろな場面で、いろいろな人と
「なぜ今ファミリービジネスなのか」
を語り合いました。
様々な人の様々な言葉で語られており、なるほど、と思う議論が多いのです。
その背景には、共通した時代の要請のようなものが感じられますが、
私なりの言葉で表現するにはもう少し熟したほうが良いと思います。
その間、今までの話を何回かに分けてそれらをご紹介していきたいと思います。
まずはある大学教授のご意見から。
今、世界経済の状況が変わり「市場は膨張する」という前提の成長モデルから
「市場は定常である」という前提の成長モデルへの変更が求められている。
拡大よりも継続を優先させるファミリービジネスのあり方は、
この変更に重要な示唆を与えるものだ、とのお話。
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