ファミリービジネスであることを社内、社外に宣言することができれば、
ファミリービジネスの強みを最大に活かすことができる。
社員は家族のように扱われ、安心と満足が得られる職場環境を作ることができる。
取引先とは、親戚同士のような、息の長い、思いやりがある関係を作ることができる。
「ファミリー的なビジネス」を作れれば、ファミリービジネスの強みを活かすことができる。
そのためには、その中心にある創業ファミリーが、尊敬され、信頼されるものかどうかが問われる。
ある世界規模のファミリービジネスの幹部経営者は、
創業ファミリーのそれぞれの責任を果たそうとする強い責任感と、
その強さを理解しながら自己実現を果たそうとする経営幹部の結合こそが、
今日の会社を作ってきた、と語っている。
「ファミリー的なビジネス」を実現するためには、
「ビジネス的なファミリー」の強い責任感が根本に無くてはならない。
「うちはファミリービジネスだ」と誇りを持って言えるためには、
仕事に直接かかわりが無いファミリーメンバーも含めて、
各自の役割を知り、ファミリービジネスに対する強いコミットメントが必要だ。
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