200年クラブの会員向けビデオのために、
観世流太鼓方の観世元伯氏(父・同流十六世家元観世元信)にインタビューしました。
お能の歴史、芸を継承すること、時代に合わせて変えていくこと、変えないことなど、
600年以上の年月を重ねて生み出されてきた精神と、繋いでいくための方法をお聞きしました。
ファミリービジネスにとっても、永続のためのヒントが満載です。
その中で印象的だったのが、
「継ぐをもって家とす」(世阿弥)
という世阿弥の言葉です。
血の繋がりだけを家と考えるのではなく、
芸の神髄を伝えることを家と考えよ、
という意味だそうです。
室町時代からすでにこのような考えがあったということ、
長寿企業大国日本のルーツに触れる思いがします。
最近のコメント